2011年3月14日月曜日

開始まであと14日:「生のものは消化に悪い」?!

日本では大変なことになっていますね・・・。ご家族、お友達などがまだまだ大変な思いをされている方もおられると思います。地震で被災された方々に深くお見舞い申し上げます。救済・復興が一日も早く進められますようお祈りしていきましょう。

さて、日本ではよく、生の野菜・果物は消化に悪いから、火を通して食べたほうがいい、といったことが言われます。今日はこのことについて少しお話したいと思います。

「生の野菜・果物は消化に悪い」と言われる理由は、食物繊維にあります。人間は、食物繊維を消化する酵素「セルラーゼ」を体内で作ることができません。なので、未消化の食物繊維は、大腸の動きを促し便秘予防・解消に役立ちますが、おならやお腹の膨張感の原因になったりもします。このことから、食物繊維の多いものは消化に悪いといわれ、火を通して繊維の細胞膜を壊し、軟らかくして食べることが消化にいいと、一般的には言われています。

しかし、この食物繊維分解酵素である「セルラーゼ」、人間は体内で作れませんが、実は生の野菜・果物にたくさん詰っているのです!よ~く噛むことで、この酵素を取り出すことができ、食物繊維のスムーズな消化・吸収・排泄を可能にします。生の野菜や果物を食べた後、お腹がパンパンに張る人や、ガスが溜まって困るという人は、よく噛んでいないことが原因になっている場合がほとんど。火を通すと、セルラーゼはもちろん、その食べ物に含まれる他の酵素まで壊してしまい、事前消化ができなくなってしまいます。細かくなるまで噛むことさえできれば、本当は生の食べ物の方が消化にいいんです。新谷弘実先生も、「病気にならない生き方」の中で同じようなことを書かれています。

よく噛むことは、唾液の分泌も促します。唾液には消化酵素が含まれているので、噛むことで更に消化が促されるのはもちろん、胃への負担も軽くすることができます。当たり前ですが、胃腸には歯はついていません・・・!口の中で食べ物がどろどろになるまで、一口最低30回は噛むようにしましょう。入れ歯や歯が弱いなどの理由で、あまり噛めないという方は、ブレンダーやフードプロセッサーを利用するなど工夫することで、生のものを食事にどんどん取り入れることができると思います。食べ物を噛み砕くことはできなくても、口に含んでしばらく口を動かしているだけでも、唾液の分泌を促進し、消化の助けになります。

また、よく噛むことは脳へ刺激を与えるので、ボケ防止にもなります。エンドルフィンの分泌も促して、満足感を与えてくれるので、食べすぎも防いでくれます。戦争中強制収容所に入れられていた人が、一口300回噛むことで餓死することを免れたという話もあります。・・・ここまで言えばもう充分ですよね?とにかく、よ~く噛んで食べましょう!

長くなったので、「生のものは体を冷やす」と言われることに関しては、明日にします。


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2011年3月11日金曜日

地震

今日の朝、オフィスで他のドクターから聞いて初めて地震のことを知りました。
皆さんの安全をお祈りしています。

2011年3月10日木曜日

開始まであと18日:ローフード

Purification Programでは、

 ①生の野菜・果物中心の一物全体食
 ②悪いものを食事から徹底的に排除
 ③解毒を促すサプリメント

の3つが基本ですが、私はその中でも、食事の大半を酵素の豊富なローフード(生の食べ物)にする、ということが一番鍵になるように思います。

日本人にはまだまだなじみの薄い、酵素(エンザイム)、そしてローフード。でも、アメリカにはローフードを用いた食事療法がたくさん存在します。ハレルヤダイエットゲルソン療法Living Food InstituteでBrenda Cobbという人が教える食事療法などなど。実際世の中には、ガン、心臓病、糖尿病などの難病を、これらの自然療法によって完全に克服したという人がたくさん存在します。

私たちがローフードを知ったのは、Dr. Hiroがアトランタで最初に働いていたオフィスで、他のドクター達がハレルヤダイエットを教えていたということが縁でした。ハレルヤダイエットは、生のもの7割、火を通したもの3割の完全ベジタリアンが基本の食事療法。そこのオフィスでは、バイオプシー(生検)で乳がんと診断されたスタッフの女性が、3大療法を用いずに、ハレルヤダイエットの実践とカイロプラクティックで、悪性の腫瘍を良性の腫瘍に変えてしまった経過を目の当たりにしました。

生の食材(野菜・果物)や発酵食品には酵素がたくさん含まれています。しかし、酵素は熱に弱く、加工や調理の過程で破壊されてしまうため、現代人の食事には酵素が著しく欠けています。本来であれば、食べ物に含まれる酵素(=フードエンザイム)と、体内で作られる消化酵素とが協力し合い、食べ物を分解していくのですが、フードエンザイムが不足した食べ物によって、私達の消化臓器は、消化に必要な酵素全てを分泌することを強いられています。慢性的に消化器官に負担のかかる食生活をしていると、それは消化力の低下につながり、未消化の食べ物が腸内に停滞したり、腸壁を通り抜けて体内に吸収されてしまう、といったようなことが起こります。ただでさえ消化という行為は大変エネルギーを消耗するものなので、酵素の欠乏した食生活を続けるということは、免疫機能を含む体全体を疲労させてしまいます。

ローフード中心の食生活にすると、消化臓器への負担が軽くなり、これまで食べ物の消化に使っていたエネルギーを体の修復や解毒、排泄にまわすことができる、というわけです。また、生の食べ物には、酵素だけではなく、ビタミン、ミネラル、炭水化物、たんぱく質、脂質などの栄養素が丸ごと形を変えずにそのまま残っているので、それらの栄養素を効果的に体内に入れていくことも可能になります。これが、ローフードパワーの秘訣なんですね。

Purification Programのルールでは、生で食べるもの量を火を通したものの2倍以上にすること、となっていますが、生の割合を増やせば増やすほど解毒には効果的なので、できるだけ生のものの割合を多くするようにしましょう。また、減量にも生が多ければ多いほど更に効果的です。

日本人は、「生ものは消化に悪い」とか、「生のものは体を冷やす」などどよく言いますよね。明日はこのことについて少し考えてみたいと思います。

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2011年3月9日水曜日

開始まであと19日:デトックスサプリメントについて

今日は、Purification Programで使う、Standard Process社製のサプリメントの説明をします。サプリメントの詳しいとり方(量、頻度)は、お一人お一人の体質によって変わってきますので、ご購入の際にご相談ください。

SP Cleanse(SPクレンズ):浄化サプリメント
肝臓、リンパ、肌、腎臓など、解毒に関わる臓器をサポートする植物からできているサプリメントです。また、消化器官もサポートすることでスムーズな排泄を促します。はじめの7~14日間、空腹時に、またはSP Completeのシェイク(下記)と一緒に、一日3回、3~7カプセルずつ摂ります。カプセルを開けて飲んでも構いません。ただし、癖のある味なので、開けるのはあまりお勧めしないという方が多いです。

SP Complete(SPコンプリート):完全栄養補助飲料
一日に必要とする栄養素が、Wholeで体に利用されやすい形でバランスよく入っています。デトックス中は動物性たんぱく質の摂取量を少なくしますが、そのことによるたんぱく質不足も防いでくれます。また、自然な形の抗酸化物質が肝臓での解毒を促し、免疫機能をサポートします。粉末なので、大さじ2杯分を水または自家製生ジュースに混ぜて、一日数回飲みます。蓋付きのビンや、カクテルシェイカーなどに入れて振ると、うまく溶けます。好きなフルーツや野菜と一緒にブレンダーにかけてシェイクにすると、美味しいし腹持ちもいいので、デトックス中の見方です。空腹時に摂るサプリメントも、このシェイクとなら一緒にとってOKです。

Whole Food Fiber(ホールフードファイバー):食物繊維サプリメント
スムーズな排泄は、デトックス中には不可欠です。米ぬか、人参、ビーツなどの植物からとった食物繊維が排泄を促し、腸内環境を健全に保ちます。以前はGastro-Fiberというサプリをお勧めしていましたが、私が前回Whole Food Fiberを自分で試してみた結果、粉末で飲みやすく、味も悪くないのでシェイクに混ぜることもでき、こちらの方がやりやすいと思いました。また、Gastro-FiberよりもWhole Food Fiberの方が繊維を多く含み、腹持ちもいいとのことなので、今回はこのWhole Food Fiberをお勧めしています。小さじ1~大さじ1杯を、シェイクと一緒に一日数回、デトックス中ずっと摂ります。余談ですが、ボトルに入らないサイズのスプーンがついてきます(さすがアメリカ・・・笑)。

SP Green(SPグリーン):微量栄養素補助サプリメント
芽キャベツ、ケール、アルファルファ、ソバの葉、大麦若葉からなる、素晴らしい栄養補助剤です。青汁をカプセルで摂るようなものだと考えたらいいと思います。デトックス開始後8日目から毎日、一日2回、5カプセルずつ摂ります。こちらもカプセルを開けて、シェイクに混ぜてもOK。

Purification Programで使うこれらのサプリメントは、全てWhole Foods Suppliments(科学的に作られた栄養素ではなく、自然の状態のものを丸ごと凝縮したサプリメント)であり、材料の多くは、ウィスコンシン州にあるStandard Processのオーガニックファームで作られたもの。また、サプリメントになる過程で、酵素や他の栄養素が損なわれてしまわないように、低温でプロセスされています。このように、大変質の高いサプリメントなので、自信を持ってお勧めしています。デトックスは、食事を変えるだけでも勿論できますが、体の解毒・排泄機能をサポートしてくれるサプリメントをとることで、更にデトックス効果を上げることができるというわけです。

・・・と、なんだか退屈な内容でしたが、今日は以上です。ちなみに、今現在デトックス参加予定の方は15人です!大勢で楽しくできそうですね。みなさん、どんどんコメントお願いします!

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2011年3月8日火曜日

開始まであと20日:デトックス中の食事法

Purification Programの基本は、生の野菜と果物が中心の一物全体食です。悪いものを徹底的に排除しながら、サプリメントで体の解毒・排泄機能をサポートしていきます。今日は、そのデトックス中の「一物全体食」の具体的なルールを説明します。

野菜:いくら食べてもOK。最低半分は生のものにする。火を通す場合は、軽く蒸すだけにする。乾燥させたものや、加工されたものはX。生の割合が多ければ多いほど、解毒効果も高くなります。

果物:野菜と果物の比が2対1を超えない限り、いくら食べてもOK。野菜と同様、乾燥させたものや加工されたものはX。

油:低温圧搾(Cold Pressed)のエクストラ・バージン・オリーブオイル、ココナッツオイル、Cod Liver Oil(タラの肝油、Green PastureかCarlsonがお勧め)、フラックスオイルを少量。一日に最低大さじ3杯はとる。

穀物・豆:発芽させた生の豆(緑豆、ひよこまめなど)であれば、いくら食べてもOK。火を通す場合は、発芽させた豆を軽くスチームしたもの(グリーンピース、レンズマメなど)か、自家製発芽玄米に限り、一日1カップまでOK。ただし、穀物はとらなければとらないほど、ダイエットには効果的。発芽に関しての情報はこちら

動物性たんぱく質:デトックス11日目から食べてもよい。養殖でない魚か、オーガニックの鶏肉又は卵に限り、150グラムまでならOK。ただし、たんぱく質はできるだけ動物性ではなく、植物性でとった方がデトックスには効果的。くんせいにしたものや、ハムなどはX。

水分:良質の水を一日2リットル飲む。レモン汁を少量加えると、さらに解毒に効果的。ミントティーやカモミールティーなどのハーブテイーもOK。

調味料:塩は、Celtic Sea Saltにする。調味料(酢、香辛料、ハーブなど)を使う場合は、オーガニックのものを少量にとどめる。しょうゆはSea Saltを使った生醤油にする。サラダのドレッシングは必ず自家製に。甘味料は、砂糖(Brown Sugarを含む)や合成甘味料は避け、はちみつ、黒砂糖、メープルシロップに限り、極少量であればOK。

避ける物:砂糖、カフェインの入った飲み物(コーヒー、ディカフェのコーヒー、お茶、紅茶など)、市販のジュース、炭酸飲料、アルコール、加工食品、化学調味料や添加物の入った食べ物、市販のソース、マヨネーズ、乳製品、豆乳、豆腐、玄米以外の穀物(パン、麺類全て含む)、イモ類、ナッツ、ゴマなどの種子、タバコ

*生の野菜と果物は、いくら食べてもOKです。ただし、野菜と果物の比が2対1を超えないように(果物を少なめに)します。

*デトックス中は、「毒を入れない」ことが基本なので、できる限りオーガニックのものを買うようにして下さい。特に肉や卵は、絶対にオーガニックにしましょう。

明日はデトックス中とるサプリメントとシェイクについて説明します。

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2011年3月7日月曜日

開始まであと21日:春、デトックスの季節到来!!

ニューヨークでは雪もすっかりとけ、なんだか春めいてきましたね!春といえば、デトックスの季節です。

和泉家では恒例の、年に2度のデトックス。ハレルヤダイエット、ジュース断食、ルーミス式エンザイムデトックスなど、これまで色々なやり方を試してきましたが、今回は前回と同じ、Standard ProcessのPurification Programという3週間集中デトックスをやります。

私達の生活は、「毒」であふれています。化学調味料、着色料、添加物、農薬、化学肥料、有害ミネラル、排気ガスなどはもちろん、でもそれだけではありません。本来なら無害であるはずの食べ物でも、体の消化力を超えた量を食べていたり、排泄の部分で問題があったりすると、未消化の食べ物が「異物」となって体内に蓄積し、解毒・排泄・免疫の臓器に負担をかけます。新陳代謝の低下、疲れやすい、躁鬱、イライラ、ムードの不安定、頭痛、体臭、お肌の問題、アレルギーなどは、「毒」がたまることで出て来る典型的な症状です。

和泉家の食卓は、朝は生ジュース、昼は大盛りサラダ、夜は自家製発芽玄米中心の食事で、普段からロー(=生)のものが50%くらいを占めています。外食はほとんどしません。野菜も肉もほぼ100%オーガニックで、化学調味料が入ったものを買うことはまったく無くなりました。醬油は海塩を使ったオーガニック生醬油、塩はCeltic Sea Salt、味噌は自家製、ケチャップはオーガニックでアガベネクターで甘みをつけたものを購入、ダシは無添加の天然のもの、甘みは日本の黒砂糖かもしくはメープルシロップでつけています。お好みソースも自家製。そんな私達も、お呼ばれや外食の際は思いっきり好きなものを食べます。ラーメン屋を2件ハシゴしたこともありました(笑)。でも、年に2度はデトックスをすることで、体のリセットをしています。

前回デトックスをやったのは、2010年秋。誘惑してくる宣伝、広告、家族、同僚、友人に囲まれている中、一人でやるのは困難だけど、みんなでやれば大丈夫!ということで、期間限定ブログを立ち上げ、総勢20人余り(ニューヨークとアトランタの合計)で励ましあいながら一緒に頑張りました。「やせた!」「肌がつるつるになった!」「便秘解消!」「嗜好が変わり、野菜を美味しいと感じるようになった」「体の調子が良くなった」などなど、みなさんそれぞれ素晴らしい結果を出すことができ、大成功を収めました。(その時の様子はこちら

今回は、私とDr. Hiroは3月28日に開始します。前もってアイデアやレシピを紹介しあうことで、前回よりも更に快適にデトックスをできるよう、今回は早めにブログを開始しました。明日から少しずつやり方を説明していきます。和泉式健康法は常に進化していて、デトックス法も前回と違うところがあるので、今回初めてやる方だけでなく、2度目の方も全部読んでくださいね。

それでは、今回参加予定の方、下にどんどん名乗りを上げてください!

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