Purification Programでは、
①生の野菜・果物中心の一物全体食
②悪いものを食事から徹底的に排除
③解毒を促すサプリメント
の3つが基本ですが、私はその中でも、食事の大半を酵素の豊富なローフード(生の食べ物)にする、ということが一番鍵になるように思います。
日本人にはまだまだなじみの薄い、酵素(エンザイム)、そしてローフード。でも、アメリカにはローフードを用いた食事療法がたくさん存在します。ハレルヤダイエット、ゲルソン療法、Living Food InstituteでBrenda Cobbという人が教える食事療法などなど。実際世の中には、ガン、心臓病、糖尿病などの難病を、これらの自然療法によって完全に克服したという人がたくさん存在します。
私たちがローフードを知ったのは、Dr. Hiroがアトランタで最初に働いていたオフィスで、他のドクター達がハレルヤダイエットを教えていたということが縁でした。ハレルヤダイエットは、生のもの7割、火を通したもの3割の完全ベジタリアンが基本の食事療法。そこのオフィスでは、バイオプシー(生検)で乳がんと診断されたスタッフの女性が、3大療法を用いずに、ハレルヤダイエットの実践とカイロプラクティックで、悪性の腫瘍を良性の腫瘍に変えてしまった経過を目の当たりにしました。
生の食材(野菜・果物)や発酵食品には酵素がたくさん含まれています。しかし、酵素は熱に弱く、加工や調理の過程で破壊されてしまうため、現代人の食事には酵素が著しく欠けています。本来であれば、食べ物に含まれる酵素(=フードエンザイム)と、体内で作られる消化酵素とが協力し合い、食べ物を分解していくのですが、フードエンザイムが不足した食べ物によって、私達の消化臓器は、消化に必要な酵素全てを分泌することを強いられています。慢性的に消化器官に負担のかかる食生活をしていると、それは消化力の低下につながり、未消化の食べ物が腸内に停滞したり、腸壁を通り抜けて体内に吸収されてしまう、といったようなことが起こります。ただでさえ消化という行為は大変エネルギーを消耗するものなので、酵素の欠乏した食生活を続けるということは、免疫機能を含む体全体を疲労させてしまいます。
ローフード中心の食生活にすると、消化臓器への負担が軽くなり、これまで食べ物の消化に使っていたエネルギーを体の修復や解毒、排泄にまわすことができる、というわけです。また、生の食べ物には、酵素だけではなく、ビタミン、ミネラル、炭水化物、たんぱく質、脂質などの栄養素が丸ごと形を変えずにそのまま残っているので、それらの栄養素を効果的に体内に入れていくことも可能になります。これが、ローフードパワーの秘訣なんですね。
Purification Programのルールでは、生で食べるもの量を火を通したものの2倍以上にすること、となっていますが、生の割合を増やせば増やすほど解毒には効果的なので、できるだけ生のものの割合を多くするようにしましょう。また、減量にも生が多ければ多いほど更に効果的です。
日本人は、「生ものは消化に悪い」とか、「生のものは体を冷やす」などどよく言いますよね。明日はこのことについて少し考えてみたいと思います。
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ご連絡が遅くなりました。Buddyです。冬の間に要らない贅肉がつきました。チョコの食べすぎでにきびも出来ました。それらをDetoxで洗い流すべく挑戦させてください。よろしく!
返信削除>Buddyさん
返信削除お待ちしておりました!冬はついつい食べ過ぎてしまいますよね~。また一緒に頑張りましょう!