2011年4月24日日曜日

終了後7日目:私の仕事


終了後、7日目。朝はジュース、昼はフルーツ、夕食はロー・ラザニアとSさんのタブリ。再挑戦のタブリは、味はバッチリなのですが、水の分量をレシピ通りにしてもやっぱりベチャベチャになってしまいました。ここまで来てやっと、恐らくSさんは炊飯器で炊いているのだろうということにやっと気づきました。私は鍋で炊いていたのです。きっと水加減が違うのでしょう。次回は炊飯器で炊いてみます!来週中には鶏肉も食べ始める予定。カフェインの入ったお茶やチョコーレートは、もうしばらく控えようと思います。

今日は、前回のブログでも紹介させていただきましたが、私が去年の頭にニューヨークへ引っ越して来たばかりの頃に書いた、私のMission Statementを再度掲載します。こちらでオフィスを明けて、一年と2ヶ月が経ちました。この短い間にも、様々な形で仕事をさせていただき、私達の方針を理解して下さるたくさんの方々にも出逢うことができました。本当に感謝です。

2011年春のこのデトックスブログ、私の記事の投稿は、とりあえず今日までになります。あとは、5月頭にみなさんの体験談を載せて、目次のページを作ったら終わりにしようと思っています。コメントは、5月頭まではチェックしていますので、質問、コメントなどある方は、引き続き入れてください。前回のブログ同様、このブログもいつでもアクセスはできるように残しておくので、これからも利用していただければと思います。

これまで応援&ご愛読、本当にどうもありがとうございました!


「私の仕事」

自然界に存在する、ばい菌、細菌、ウイルス、病原菌。これらのものを、私たちは敵として扱いがちです。しかし、本当にこれらは私たちにとって、不要で悪いものなのでしょうか?

どぶ川や、ゴミ捨て場など、ばい菌は汚いところにたくさん存在します。逆に、きれいな所には、あまりいません。これは、ばい菌が汚いものを浄化するために存在するからです。ばい菌がいるから汚いのではなく、汚い故にばい菌を必要とするのです。「風の谷のナウシカ」という映画をご覧になったことがありますか?この映画の中に、「腐海」という、マスクをして入らなければ死んでしまうような、菌だらけの森が出てきます。ナウシカは、この腐海の底にきれいな空間があることを発見し、腐海は人間が汚した大地を浄化するために存在していたのだとということに気付きます。そう、ばい菌も腐海のようなもので、汚いものをきれいにするために存在するのです。

では、体に病原菌が入るというのはどういうことなのでしょうか?体の中に、浄化されなくてはならないものがあるから、とは考えられないでしょうか?汚いどぶ川からばい菌を撤退するために、まずしなくてはならないのは、川が汚くならないようにすることです。殺菌の薬を撒いたとしても、根本的な解決にはなりません。それと同じように、私たちも、ばい菌が入ってきたらその都度殺すというような受け身な対処法ではなく、まず体をきれいにしていくことから始めなくてはなりません。

大分県野津町で無農薬・無化学肥料で農業を営む赤峰勝人さんが、著書「ニンジンから宇宙へ」の中でおっしゃっています。「この宇宙に存在するもののすべてのものは、さまざまに支え合い、お互いを生かし合っています。水も空気も光も土も草も鳥も虫も、そして、人間も地球も、です」と。そして、今の地球で一番壊れていて、一番修復すべきものは、「循環」だといいます。赤峰さんによると、草も昆虫も微生物も、みんな野菜が育つために必要なのだそうです。草が土にカルシウムを蓄え、その草を昆虫や微生物が食べて土に返します。昔であれば、人間がから出した糞尿も、堆肥となり土を肥えさせ、野菜や果物が育つための要素になりました。私たちは、この循環の中で生かされています。無駄なものは一つもありません。存在するものにはすべて、理由と役割があるのです。

自然は完璧です。一見故障や誤作動に見えるものも、一歩下がって全体像を見てみると、必ず理にかなっているものです。体の不調や痛みも、私たちが生き方を見直す機会を与えてくれる、素晴らしい、ありがたいものなのです。それ無しでは、私たちは止まることを知らず、いつまでも暴走を続けてしまうでしょう。なのに、年だからとあきらめたり、薬でごまかしたり、他人に治してもらおうと委ねてしまったりするのは、本当にもったいないことではないでしょうか。

私がカイロプラクターとして果たす役割は、あなたに変わって症状を取り除くことではありません。まずは、あなたが自分自身の体とつながるお手伝いをすること。現在先進国での生活は、自然のリズムから完全に逸脱しており、体からの訴えを無視することの連続です。それは、まじめな人であればなおさらでしょう。そういった中で、カイロプラクティックは、骨格のゆがみを取り除くことによって、脳と体の部位とのコミュニケーションを正常化させ、心と体をつなぐことができるのです。

「癒される」ということは、単に痛みや病気が消え失せるといったことではなく、あなたが本来あるべき姿になることだと私は思います。あなたが宇宙という大きな循環の大切な一部であり、またその中で必要とされていることを感じ、そしてあなたに課されている役割を果たしていくこと。これが本当の意味での「癒し」なのではないでしょうか。心と体がつながることは、その「癒し」への道の、最初の第一歩なのです。

この世に無駄なものは一つもありません。みんな必要だから存在するのです。そして、すべてはつながっています。人の体と心、人と人、人と自然、人と地球、人と宇宙、人と目に見えない大きな力。そのつながりを思い出し、感じてもらえるように、まずはあなたの体をあなたの心とつなぐことが、私の仕事だと思っています。


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2011年4月23日土曜日

終了後6日目:「普通」


日頃どんなもの食べていますか?と聞くと、こんな感じの返事が多いです。

「結構健康的な食生活してると思いますよ。ファーストフードやインスタント食品は全く食べないし。朝はパンとコーヒー、もしくは必要なビタミンが全みんな入っているシリアルに、豆乳。ローファットのヨーグルトもよく食べます。油は植物性の方がいいんですよね、だからパンにはマーガリンを使い、料理にはサラダ油を使います。昼と夜は、普通に日本食。昼は手間のかからない、焼きそばとかうどんとか、麺類が多いです。サンドイッチの時もあります。夜も日本食。白ご飯に、味噌汁に、野菜が大めのおかず、といった感じです。普段は健康のために、もっぱら緑茶を飲んでいます。生野菜は消化に悪いのであまり摂りません。」

・・・上のような食生活、日本人だったら「普通」ですよね。人はよく、「みんながやっていること」=「普通」であることに安心感を覚えます。しかし、この「普通」、よくよく考えてみると「自然」では全くないことに気づきます。

穀物、豆類、ナッツは、世界中で伝統的に、全粒のものを発芽や発酵という処理をすることで、酵素抑制物質やフィチン酸を中和させてから食べられてきました。不自然な形のビタミンを足した食品や、精白された食べ物などは、ありませんでした。乳製品はすべて、放牧で草を食べて育った牛の生の牛乳から作られていました。コーヒーや緑茶などは高価なものだったで、一般の日本人はカフェインの少ない番茶やほうじ茶を主に飲んでいました。精製した油は存在しなかったので、伝統的な方法で抽出されたごま油や菜種油などがよく使われたのではないかと思います。野菜はみんな有機・無農薬で育てられ、酵素の豊富な採れたてのものを食べていました。化学調味料も存在しなかったので、味はみんな自然なものでつけられていました。

先進国である日本やアメリカでの現代の生活は、もはや全く「自然」ではありません。これは食事に限ったことではなく、便利になりすぎて体を動かさなくなったこと、一日中デスクに向かう生活、季節に関係なく一年中同じタイムテーブルに従う生活、なども含まれます。みんながやっている、「平均」という意味では「普通」でも、人間として全く「自然」ではない生活が一般的になっています。

Purification Programでのデトックスや、私たちが指導させていただいている生活スタイルを実践している人は、どう考えても少数派です。そういう意味では、私達がしていることは全然「普通」ではありません。しかし、もう「普通」ではダメなのです。

アメリカ先住民の人達は何か物事を決める時、そのことが次の世代、その次の世代、そのまた次の世代にどののような影響を与えていくか、を考慮した上で決めるそうです。それに対し、現代の私達の生活はどうでしょう?今の生活を変えたくないから、面倒だから、みんなと同じじゃないといやだから、などの理由で、次世代どころか、10年後のことすらも見て見ぬふりをしてしまっていることが多いと思いませんか?

鍵は、「自然」であること。実にシンプルです。世の中情報が溢れ過ぎていて、判断に迷ってしまうことが多いですよね。迷ったら、とりあえず「自然」かどうかを考えてみるといいと思います。

さて、和泉家の最近の食事はといいますと、ちょっと穀物が多くなってきましたが、動物性たんぱく質はまだ卵と魚しか食べてないです。朝のジュースのシェイク、昼のビッグサラダは相変わらず。今日の夜は魚をツナサラダ風に油やレモンなどであえて、サラダにのせて食べました。来週くらいから鶏肉も食べてみようかと思っています。明日は、5日ほど前から仕込んであるローラザニアを食べます。楽しみ!

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お勧めの本と映画(2011年春版)


お勧めの本
赤峰勝人 「ニンジンから宇宙へ」よみがえる母なる大地
阿保徹 病気は自分で治す
石原結實 プチ断食健康法
石原結實 「生きる力」
江藤勝/IHM総合研究所 水からの伝言
川竹文夫 「ガン・治る法則」12か条
川竹文夫 幸せはガンがくれた 心が治した12人の記録
近藤誠 医原病「医療信仰」が病気をつくりだしている
斉木豊+関戸美穂子 はじめてみよう ローフード生活
新谷弘美 病気にならない生き方
新谷弘美 病気にならない生き方2 実践編
新谷弘美 病気にならない生き方3 若返り編
トータルライフ医療研究会/編 病いは呼びかけ 医師と患者の対話の記録
藤城博 藤城寿美子 ソフト断食と玄米植物食
馬渕茂樹 医者が変わる 患者が変わる 21世紀の患者学
丸山敏雄 無痛安産の書
Brenda Cobb "The Living Foods Lifestyle"
J. Michael Zenn "The Self Health Revolution"

お勧めの映画(ドキュメンタリー)
Business of Being Born
Collapse
Dirt! The Movie
Food, Inc.
Food Matters
Gasland
Supersize Me
Tapped
The Beautiful Truth


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2011年4月22日金曜日

終了後5日目:健康講座について(2011年春版)


私たちのクリニック(Westchester Family Chiropractic and Wellness)では、毎月第3木曜日に、無料健康講座を日本語で行なっています。

これまでのトピックは、以下の通りです。

2010年3月 姿勢と健康
2010年4月 健康になるための食事法
2010年5月 アレルギー・花粉症
2010年6月 体の中からきれいになる!デトックスダイエット
2010年7月 骨粗鬆症
2010年8年 酵素栄養学
2010年9月 コレステロール
2010年10月 自律神経と健康
2010年11月 肌:体の中からきれいにする方法
2010年12月 いい油・悪い油
2011年1月 メタボリックシンドローム
2011年2月 姿勢と健康(20103月と同じ内容)
2011年3月 免疫力と健康
2011年4月 運動と健康

過去のトピックで、もう一度しっかり聞きたい方や、もしくは逃してしまった方には、ふたり以上集めていただければ、無料で出張講義をいたします。お気軽にお問い合わせください。

↓よろしくお願いします!)
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2011年4月21日木曜日

終了後4日目:キャロットケーキ、キムチ、味噌

今日は、朝は生ジュースシェイク、昼はヒラメを蒸したものを、Haruさんのマヨネーズ、パセリ、Celtic Sea Salt、コショウであえてツナサラダ風にして、サラダにのせて食べました。マヨネーズは、オリーブオイルが苦いかも、とのことだったので、味をみながら入れていきました。お腹が空いていて、あまり根気強く泡立てなかったためサラサラで、お好み焼きにのせたりは出来そうになかったですが(笑)、味はなかなかよかったですよ!

それにしても、ここ一年で、和泉家の食卓もかなり進化してきました。味噌やキムチを家で作ったり、カレーをラードと粉から作ったり、昨日ご紹介したようなスープを大量に冷凍庫にストックしておいたりするようになったのは、みんな去年頭にニューヨークへ引っ越して来てからです。私は料理は元々得意でも好きでもないのですが、「作るのが面倒だ」という気持ちよりも、「体に悪いものを入れたくない」という思いの方が年々強くなってきています。

ローフードのレシピも、少しずつ挑戦しています。去年のデトックス終了後に開催したローフードパーティーでは、ローラザニアトリュフを作って持って行き、大好評!ローフードレシピのいいところは、かなりいい加減な分量でも、まずくなることはあまり無いということです。見かけはいまいちでも、味は美味しいものが多いです。

昨日、ちょっと甘いものはまだ早いかな~と思いつつ、以前から気になっていたキャロットケーキを作ってみました。「はじめてみようローフード生活」という本に載っているレシピで、カラーの写真もあり、見るからに美味しそうではない(笑)。しかし、人参ジュースのかすを使えるこのレシピは一度挑戦してみたかったので、実際作ってみたら、驚くほど美味しくできました!今日は味見だけにして、明日にでも・・・と思って作ったのに、結局12分の1きれほど食べてしまいました。まあ、ローだし、甘みはデイツでつけてあるし、限りなくいい材料で作られたスイーツなので良しとしましょう。レシピは以下のとおりです。ナッツやドライフルーツを使うので、デトックス中は残念ながらダメです。 

ロー・キャロットケーキ(パイ?)の作り方
*(アメリカの1カップ=250ml)*
1. 【クラスト】一晩水に浸したお好みのナッツ(アーモンド、くるみ、ペカン、ひまわりなど)合計1カップと、数時間水に浸してやわらかくしたデイツ1/3カップをフードプロセッサーに入れ、細かくなるまでブレンドし、型の底に敷き詰める。
2. 【フィリング】人参ジュースのかす1カップ、ココナッツフレーク1カップ、数時間水に浸してやわらかくしたデイツ1/2カップ、シナモンパウダー大さじ1/2杯、Celtic Sea Salt小さじ1/4杯をフードプロセッサーにかけ細かくし、クラストの上にのせ、表面を平らにする。硬さは人参ジュースで調節する。冷蔵庫に入れて少し硬くする。
3. 【フロスティング】一晩水に浸したカシューナッツ1カップと、ココナッツオイル大さじ2杯、数時間水に浸してやわらかくしたデイツ1/4カップをフードプロセッサーにかけ、冷蔵庫で硬めたクラストとフィリングの上にぬって出来上がり!
【コメント】ナッツとデイツは水につけておかなければならないので、計画性を持っての準備が必要です。私はアーモンドとくるみを半々にしてクラストを作りました(ペカンは高いので・・・)。アーモンドを使う場合は、水につけたあと皮をむいて使います。デイツはまとめて水につけて、適当に放り込んでいき、足りない甘さはメープルシロップで調整したらいいと思います。人参フィリングの層はもっと多めに、上の分量の2倍くらいの量でもいいのではないかと思います。フロスティングの美味しさには度肝を抜かれますよ、本当に!


ついでなので、少し前にリクエストのあった、キムチと味噌のレシピも入れておきます。


自家製キムチの作り方
1. 【野菜の準備】水1リットルにCeltic Sea Salt大さじ4杯を溶かし、白菜、大根、人参など好みの野菜を入れ、ボールなどで重しをして、3時間~一晩置き、水気を切る。つけておいた塩水はこの時捨てずにとっておく。野菜の味をみて、塩辛すぎれば水で洗い、塩気が足りなければこの時点で直接塩をもみ込む。
2. 【タレ(キムチヤンニョム)の準備】大さじ3杯分のすりおろした生姜、すりおろしたニンニク3かけ、みじん切りにした(もしくはすりおろした)玉ねぎ1個、チリペッパー小さじ1~3杯を混ぜ、ペースト状にする。お好みで、化学調味料や防腐剤の入っていないナンプラーを入れてもOK。
3. 【漬け込む】キムチヤンニョムを手で野菜に混ぜ込み、水分が足りなければ取っておいた塩水を足す。一週間ほど、一日一度かき混ぜながら漬け込めば、完成!冷蔵庫で保存する。
【コメント】私はチリペッパーを小さじ3杯入れて作りました。超辛くて、なかなか減りません。浅漬けであれば、キムチヤンニョムを混ぜ込んですぐにでも食べられるみたいです。でも、キムチは本来発酵食品。しばらく漬けた方が、発酵して栄養価が上がります。日本で売られているキムチは、アスコルビン酸を足して、この発酵の過程をスキップしているものがほとんどらしいです。


自家製ひよこ豆味噌の作り方
*(アメリカの1カップ=250ml)*
1. ひよこ豆1カップを発芽させ、スチームバスケットで蒸すか、ゆでる。蒸す時(またはゆでる時)に使った水はとっておく。火の通った豆を、フードプロセッサーにかけるかマッシャーでつぶし、冷ます。
2. 1の水1/2カップ(足りなければきれいな水を足して合計1/2カップにする)に、Celtic Sea Saltを大さじ2杯の塩を溶かし、つぶしたひよこ豆と、2.5カップ分の米麴と合わせて混ぜる。必要であれば水を加えて、味噌くらいのやわらかさにする。
3. 保存用の器に入れ、重しをして、あたたかいところに置き、4~6週間ほどおいたら出来上がり!米麴の粒がまだ残っていたら、フードプロセッサーにかける。完成したら、冷蔵庫で保存する。
【コメント】これはSweet Misoのレシピで、比較的早く食べれる分、塩分が控えめになっています。なので、実際調理に使う時にCeltic Sea Saltで塩分を調整してください。使う豆は、ひよこ豆である必要はありません。大豆でも出来ます。というか、もともと大豆のレシピで、私が勝手にひよこ豆で作っているだけです(笑)。


日本でも、ローフードの本、料理教室、レストランなどがどんどん増えているようです。昨日たまたま美味しそうなレシピがのった日本のブログをひとつ見つけました。カイロプラクターと繋がりのあるレストランのようです。興味深し・・・。

マンハッタンにもローフードのレストランがいくつかあり、私達が行ったことがありお勧めなのはQuintessenceです。メキシカンプラターのエンチラダが大変美味。普通に肉とかを使って作られたのよりもかえって美味しいほど。是非一度行ってみてください。


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2011年4月20日水曜日

終了後3日目:だし

昨日の夜は、今回デトックスを3月28日に開始後初めて、生魚と発芽玄米を食べました。久々で、大変美味しかったです。今日は、ローフードパーティーにSさんが持ってきてくれたタブリを作ってみようとキヌアを炊き始めたら、水の量が多すぎて失敗・・・。なので、タブリにせず、少しを昼のサラダと一緒に食べました。野菜のスープではなく、牛の骨からとったスープ(下記)で炊きましたが、味はばっちりでした。水加減を研究せねば。

それにしても、火の通った食べ物は、お腹にどーんと来るし、しかももっともっと何か食べたくなる!調理の過程で栄養価が失われているからなのでしょうか?生食だと、結構すぐに満足できるのに。

今日の朝はいつものジュースでした。夜は、昼のキヌアでまだお腹いっぱいなので、今のところ未定。恐らく生のものになるでしょう。

さて、今日は和泉家で使っているだしのご紹介です。

和風だしは、母が送ってくれる福岡県産のかやのやだしというものを主に使っています。無添加で、かつお節、いわし、あご、うるめいわし、昆布などが原料になっており、全て天然の素材でできています。粉末状で、袋に小分けになっていますが、私は袋を開け粉を直接入れて使うことが多いです。味噌汁や煮物はもちろん、お好み焼きや天ぷらの衣に入れても大変美味しいです。ほんだしなどの市販のだしには、「アミノ酸等(=化学調味料)」が入っているのがほとんどなので、避けます。

あと、牛、鶏、豚の骨を6~12時間、野菜と一緒にコトコトやって出しただしを、こんな風にして冷凍庫にたくさんストックしています(凍って容器が変形しています・・・)。洋風だしや、鶏がらスープが欲しくなったら、これを解凍して使います。市販の鶏がらスープやブイヨンには、ほんだしと同様、化学調味料が入っているので、使いません。

良質の魚や動物の骨からとったスープには、たくさんいい成分が含まれています。何時間も火にかけてだすので、酵素は完全に破壊されていると思いますが、骨(特に骨髄)に詰まった栄養素を取り入れることができるスープは、実は素晴らしいスーパーフードなのです。アメリカでは風邪を引いたらチキンスープが定番だし、アジアの各国にもヌードルスープなど、スープを貴重にしたものがたくさんありますよね。体調が悪いときはもちろん、免疫力を上げておくためにも、スープは本当にお勧めです。でも、買ってくるのではなく、必ずおうちで作ってくださいね。家で作れば、骨や野菜や塩の質がコントロールできるし、やはりフレッシュが一番です。

私もDr. Hiroの実は大のラーメン好き。しかし、ラーメン屋ではどのような材料を使っているのかわからないし、化学調味料を使っているかもしれないし、塩だってまさかCeltic Sea Saltではないだろう、ということで、今回の冬はDr. Hiroがラーメンの汁作りに何度か挑戦し、かなりいい線まで行きました。残りの課題は、麺です。麺を発芽穀物の粉を使ってうちで打てば、完璧かな(笑)。

今年の冬は、究極の一物全体食の一環として、本当にたくさんスープを飲みました。これまでになく肌が乾燥せず、手足も冷えなかったのは、このスープのおかげではないかと思っています。

さて、デトックス、今週で最後の方が数名いらっしゃいます。ラストスパート、頑張って下さいね!

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2011年4月19日火曜日

終了後2日目:あぶら

昨日は、日曜までの生100%のデトックスメニューに、蒸したブロッコリー、生バター、納豆を加えました。今日は、朝は今まで通り生ジュースで作ったシェイク(SP CompleteとWhole Food Fiber入り)。昼は、サラダと、蒸したカリフラワーに生醤油と生バターをのせたもの。野菜と果物の比を気にしなくてよくなったので、心置きなくトマトやアボカドが食べれて楽です(笑)。今日の夜から、魚(まずは生)と、自家製発芽玄米ご飯を食べ始めようと思っています。

さて、今日は和泉家で使っているあぶらのご紹介です。


まず、サラダなどで、生のままで食べる場合は、低温圧搾のオーガニックオリーブオイルが中心です。ごま油も使うこともあります。

不飽和脂肪酸(Unsaurated Fatty Acid)を多く含む植物性のあぶらは、熱に大変弱く、すぐに酸化し変質してしまうので、調理には適しません。でもごま油は、熱することによって抗酸化物質の量が増えるという、特殊な性質を持つので、少量使う分には構いません。



火を使う時は、飽和脂肪酸であるオーガニック生バター(左)、オーガニックラード(真ん中、スプーンですくって少量ずつ使えるような形で凍らしています)、オーガニックココナッツオイル(右、アトランタで1/2ガロンが$11程度!)を主に使います。炒め物にはバターかラード、揚げ物にはラードかココナッツオイルを使っています。鶏のあぶらを使うこともあります。

飽和脂肪酸(Saturated Fatty Acid)を多く含むこれらのあぶらは、安定しているので料理に適しています。とは言っても、あぶらは全て熱や光に弱いので、揚げ物は控えなければなりません。でも、するのであれば、これらを使い、使用済みのあぶらは必ず1回で捨てます。驚くことに、サラダ油で揚げたものよりも、ラードやココナッツオイルで揚げたものの方が、カラッとしていて、胃がもたれません。生のバターを切らしてしまった時は、Trader Joe'sなどで普通のバターを買いますが、動物性脂肪には毒素が凝縮されるので、必ずオーガニックにします。


あと、たらの肝油やフラックスオイルは、サプリメントとして摂っています。


ついでに説明を加えておくと、マーガリンやショートニングなどの、トランス脂肪酸(Trans Fatty Acid)を多く含むあぶらは、薬品を使って水素添加という加工を行うことにより、本来室温で液体のあぶらを無理やり固体にしたもの。自然界には存在しない形で、体内の血管に傷をつけ、臓器にも大変負担をかけます。ニューヨークのレストランでは、トランス脂肪酸の使用は禁止されていますが、サラダ油(コーン、大豆、ピーナッツ、カノーラ、ベジタブルなど)には、精製の過程で必ず生じるトランス脂肪酸が含まれているので、サラダ油を使っている限り、トランス脂肪酸の害からは免れることは出来ません。ちなみにコーヒー豆に含まれる油も、ローストの過程でトランス脂肪酸に変わるとのことです。

Earth Balanceという、水素添加をせずに加工してあるマーガリンのようなものもありますが、こちらも結局は不自然な形に無理やりしたもので、安全とは思えないので、お勧めしません。やはり、自然なものが一番であると思います。

飽和脂肪酸がコレステロールを上げ体に悪い、ということが一般的に信じられるようになった背景には、食品業界(特に大豆とコーンの業界)によるお金が絡んだ政治家への働きかけがありました。確かに、どんなものであっても摂り過ぎはよくないですし、ひとりひとりのあぶらを消化できる能力にもよっても状況は違ってきます。しかし、動物性脂肪が悪くて、植物性油がいい、というような単純なものでは実はありません。実際、多価不飽和脂肪酸の摂取が心臓疾患に繋がることを示すデータはたくさんあります。自然な形のものを少量、そして質にこだわることを心がけてください。

具体的なあぶらのとり方などに関しては、こちらも参考にしていただければと思います。



明日は、和泉家で使っているだしをご紹介します。


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2011年4月18日月曜日

終了後1日目:調味料

終了後1日目。朝は余ったSP Completeでこれまで通り生ジュースシェイクで、昼はサラダと、蒸したブロッコリー。ブロッコリーにはオーガニック生バターと生醤油をかけて食べました。デトックス開始後初めての火を通した食べ物で、すごくお腹にたまり、満足。夕方にはおやつ代わりにバナナ入りのSP Completeシェイク。これで十分甘いと思える今、ミルクシェークとか飲んだらどうなってしまうんでしょう?最近は、リンゴすら、それだけで食べるには甘すぎると感じたりします。今日の夕食には、納豆&生卵を計画しています。

さて今日は、和泉家で普段使っている調味料をご紹介します。


メープルシロップ
少し前まではアガベネクターをガンガン使っていたのですが、アガベネクターは結構精製されているという話を聞き、ごく最近はメープルシロップを甘みをつけたい時には使っています。アガベネクターについては現在リサーチ中。結論が出たらお知らせします。このメープルシロップは、Grade Bで、ペンシルバニアのファームから生の乳製品やGrass Fedの鶏肉などと一緒に取り寄せているものです。今は切らしていますが、黒砂糖や蜂蜜も使います。
Celtic Sea Salt
海塩の中にも色々あり、特に質が高いといわれているのが、このフランス製のCeltic Sea Salt。Whole FoodsやMrs. Greenで買えます。これも、ペンシルバニアのファームから取り寄せています(値段が半分くらいなので)。この塩、ミネラルバランスがいいので血圧を上げたりすることもないと言われています。多少多めに使っても、のどが渇くことは余りありません。この塩に慣れると、たまに外食した時にのどがすごく渇いてびっくりします。
Ohsawaの生醤油
生なので、ローフードの料理本にもよく登場します。私が知る限りでは、オーガニックで、生で、海塩を使っている醤油はこれだけです。どんな海塩なのかはわかりませんが、結構たくさん使ってものどが渇かないので、多分いい塩だと思います。開封後室温で保管すると、表面にカビが生えます!なので冷蔵庫で保管します。カビが生えてしまったら、その部分だけ取り除けば下は大丈夫です。


梅酢
エデンの梅酢です。オーガニックではありませんが、エデンは信用しているので、まあいいかなと(笑)。
オーガニックリンゴ酢
加熱殺菌しておらず、フィルターしていないリンゴ酢を選んでいます。いつもはペンシルバニアから取り寄せていますが、今はTrader Joe'sのです。
オーガニックバルサミコ酢
サラダ生活の強い見方!オーガニックのものを選ぶ以外に、特にこだわりはありません。今使ってるのは、Whole Foodsブランドのものです。


オーがニック白ワイン
これはアトランタのお店で料理用に$8くらいで買ったワインです。料理に使うだけなので、こだわりはありません。
有機純米料理酒
Nijiyaで買ってます。Daidoにもあったかな?


フィッシュソース(2種類)
オーガニックのは見たことがないので、とりあえずMSGなどが入っていないものを買ってます。
オーガニックケチャップ
これは、アガベで甘みをつけているケチャップです。甘みを砂糖でつけてあるのよりはいいのではないかと思います。
オーガニックVeganase(ビーガネーズ)
私も昔はキューピーマヨネーズを愛していましたが、市販のマヨネーズは残念ながら百害あって一利無しです。なので、どうしてもマヨネーズが使いたい時は、このオーガニックのVeganaseを使っています。これは名前の通り、ビーガン(卵も乳製品も摂らないベジタリアン)の人向けのマヨネーズなので、卵は入っていません。私達はビーガンでも反卵主義でもないのですが、このVeganaseは要冷蔵で、以前はよくふたを開けると表面がカビてた(!)ので、まあ比較的フレッシュな材料で作られているのだろう、ということでこれを使っています。生卵と酢で作ることに試みたことも何度かありますが、うまくく出来たことは無いので、誰か美味しい作り方教えてください。


あと、塩の質をコントロールできるよう、キムチと味噌は自家製です。キムチは今年に入って初めて作りましたが、すごく簡単にできるって知っていました?ちょっと辛くし過ぎたのでなかなか減りません(笑)。右の味噌は大豆ではなくひよこ豆で作っています。


写真はありませんが、わさびとからしは粉末にしています。ポン酢は、レモンと生醤油とアガベネクターとだし汁で作ります。みりんが必要な時は、お酒と黒砂糖を入れることで代わりにしています。最近は、Dr. Hiroがオタフク顔負けのお好み焼き&焼きそばソースも作れるようになったので、添加物の入った調味料は本当に使わなくなしました。あとはマヨネーズだなあ。

明日は、和泉家で使っている油をご紹介します。

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2011年4月17日日曜日

21日目(最終日):Fear vs. Faith

ついにやってきました、21日目、最終日。3週間デトックス、完走いたしました。

前回終えた時は、「終わった~!」という喜びでガッツポーズの写真を掲載させていただいたほどでしたが(笑)、今回はこれまでで一番症状的に楽で、「あれが食べたい、これも食べたい!」という気持ちもほとんどなく、全く苦じゃなかったので、あまり達成感がないというのが正直なところ。今後も1年に2度のペースで、問題なく続けていけそうです。

今回は、これまでで一番厳しく、蒸した野菜も納豆も使わず、100%ロー(生)で3週間通しました。食べても食べても、なんか満たされない・・・という感覚は、今回が一番なかったように思います。100%ローでやったのは、普段出せていない毒をできるだけたくさん出したかったからです。普段からたくさん生のものを食べ、発芽玄米や発芽豆も取り入れているので、チョロッと厳しくしたくらいでは、あまり変わらないと思ったので。でも、これまで特に食生活に気をつけることもなく生活してきた人が、いきなりロー100%でやってしまうと、大量の毒が一気に出てきてしまい、体に負担になることがあるので、自分のペースに合わせて、毎回毎回少しずつレベルアップされることをお勧めします。

今回体重は5ポンド(約2.5キロ)減でした。でもこれは、火の通ったものを食べ始めればまたどうせ増えます。私の体重は、食事を変えた2005年以後は大きなアップダウンはなく、デトックスやジュース断食で一時的に減る時意外は、比較的ずっと安定しています。

世の中は、Fear(恐怖感)を利用した宣伝文句や政治のキャンペーンで溢れています。恐怖感は、何か行動を起こす動機を与えてくれますが、あまりいいバイブを出すものではありません。それよりも、信じられるもの、頼れるもの(Faith)をベースにした意思決定の方が、単にポジティブに聞こえるというだけでなく、実際体にもいい影響を与えるということは、科学的にも証明されています。自分の体に関する選択肢が与えられた時でも、「こうなりたくないから」という気持ちで選んだ場合と、「こうすることでよくなれる」という気持ちで選んだものとでは、体に及ぼす生理的影響が全く違ってきます。

私がこの業界に入って得られたもので一番大きなものは、自分の体のこと、将来・老後のこと、自分の子供のことなどに対する心配や不安が無くなったということです。本当に恵まれていると思います。それまでは、病気や老いに対して諦めのようなものを感じていました。歳をとったら、体はどんどん弱くなっていく。どんなに生活に気をつけていても、結局最終的には痛み苦しんで死んでいく、そんなものなのだろう。そんな風に思っていました。でも、そのように思う必要は、本当は全くないのです。

"Nature needs no help, just no interference."(自然は助けを必要としない。ただ、妨害するものを取り除けばいいだけである)と言ったのは、カイロプラクティックの創始者であるD.D. Palmerの息子、B.J Palmerでした。カイロプラクティックの哲学は、このアイデアが基本になっています。

デトックス、カイロプラクティック、和泉式ライフスタイルの実践を通して、少しでも自分の体、そして自然の力を信用できるようになっていただければ、と思います。

最後に、今日の献立です。

7:30 水500ml、SP Green Food5カプセル
8:45 シェイク(水、ブルーベリー、イチゴ、SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯)
午前中 レモン汁入り水800ml
13:00 生卵2個&生醤油
14:00 発芽豆サラダ(発芽緑豆、発芽レンズ豆、オリーブオイル、Celtic Sea Salt)
午後 レモン汁入り水800ml
16:20 シェイク(人参/ビーツ/きゅうり生ジュース、SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯、SP Green Food5カプセル)
夕方(予定) サラダ(ロメインレタス、マッシュルーム、アボカド、トマト、Pea Shoot Sprout、シラントロ、オリーブオイル、Celtic Sea Salt)
夜(予定) 水かルイボスティー400ml、シェイク(SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯)

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2011年4月16日土曜日

20日目:「風邪の効用」


この春、デトックス中の人もそうでない人も、体調を崩す人が多い気がします。今日は、「整体入門」で有名な野口晴哉(のぐちはるちか)の、「風邪の効用」という本の前書きをご紹介します。

風邪は誰も引くし、またいつもある。夏でも、冬でも、秋でも、春でも、どこかで誰かが引いている。他の病気のように季節があったり稀にしかないのと違って年中ある。しかし稀に風邪を引かない人もいる。本当に丈夫でその生活が体に適っているか、そうでなければ適応感受性が鈍っているかであって、後者の場合、癌とか脳溢血とか、また心臓障害になる傾向の人に多い。無病だと威張っていたらポックリ重い病気にやられてしまったという人が風邪に鈍い。最近、風邪の細菌が癌の治療を行うとか、結核と癌は両立しないとかいう説が現れだしているが、もっともなことと思う。

体量配分を測定していると、配分比に乱れが多くなると風邪を引く人が多く、風邪を経過してしまうと、体量配分比は風邪を引く前よりバランスがとれるということが判る。風邪は自然の整体法なのではないかと、測定に当たった人達は考えるようになったが、風邪が偏り運動修正や潜在的偏り疲労の調整を行っていることは事実である。

しかし風邪の治療に工夫し過ぎた人は、風邪を経過しても体量配分比の乱れは正されず、いよいよひどい偏りを示すこともある。風邪の後、体の重い人達がそれで、他の人は蛇が皮をぬいだようにサッパリし、新鮮な顔つきになる。風邪は万病のもとという言葉に脅かされて自然に経過することを忘れ、治さねば治らぬもののように思い込んで、風邪を引くような体の偏りを正すのだということを無視してしまうことはよくない。体を正し、生活を改め、経過を待つべきである。このようにすれば、風邪が体の掃除になり、安全弁としてのはたらきをもっていることが判るだろう。吾々は体癖修正のために進んでその活用を企画している。

昭和三十七年十二月

風邪をひいた後、ひく前よりもかえってスッキリしたような感じがしたことはありませんか?そう、風邪や発熱は最高の解毒法。もちろん、免疫力が高ければ、そこまで至ることなく病原菌を処理できるはずですが、緊張やストレスで交感神経優位の日が続いたり、生活が乱れたりすることで、毒を出せずに溜めてしまった場合、それを処理するために病原菌が体の中に入り、炎症を起こし、代わりに燃焼してくれるのではないでしょうか。風邪の細菌が癌を治す、とかいう説があると書かれてありますが、実際インドには、癌の治療のためにわざとマラリアにかからせる地域もあるといいます。

熱は多くの人がもっとも恐れるものですが、発熱の原因である「異物」が起こす問題を、「発熱そのもの」が原因になっているという風に誤解されているのではないか、という見方があります。実際、風邪の症状を止める薬、熱を下げる薬、抗生物質の利用でかえって悪くなってしまうケースは、たくさん存在します。

「体量配分比」、という言葉が出てきましたが、これは我々カイロプラクターが歪みと呼ぶものですね。抗生物質が一般的に使用されるようになる以前、カイロプラクティックは主にポリオなどの感染症の治療(というか免疫力向上のため)に使われたといいます。歪みと免疫力、非常に関係するんですね。

色々と考えさせる、野口晴哉の本の前書きでした。

最後に、今日の献立です。昼間は出っ放しだったので、ローのお弁当を持っていきました。夜は、冷蔵庫の残っている物をかき集めてサラダ。今、うちの冷蔵庫、本当に空っぽ。明日のジュースに使う人参すらありません。明日は絶対買い物に行かねば。

5:30 水500ml、SP Green Food5カプセル
7:00 シェイク(人参&ビーツの生ジュース、SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯)
午前中 水600ml
13:30 人参&ベルペッパースティック、発芽豆サラダ(発芽レンズ豆、発芽緑豆、オリーブオイル、Celtic Sea Salt、生醤油)、ビーツサラダ(ビーツ、大根、りんご、オリーブオイル、Celtic Sea Salt)、カリフラワーサラダ(カリフラワー、マッシュルーム、りんご、シラントロ、Celtic Sea Salt、カレー粉、オリーブオイル、メープルシロップ)
午後 水400ml、途中でシェイク(水、SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯、SP Green Food5カプセル)
19:00 サラダ(チャード、ほうれん草、Pea Shoot Sprout、トマト、アボカド、シラントロ、にんにく、オリーブオイル、Celtic Sea Salt、生醤油、ごま油)、生卵2個&生醤油
夜(予定) 水500ml、シェイク(水、SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯)

いよいよ明日は最終日です!

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2011年4月15日金曜日

19日目:ポテンジャー博士の実験

昨日はオクラに生卵を混ぜて食べようと思ったら、オクラがカビており(涙)、しょうがなく生卵のみに生醤油を入れて食べて(飲んで?)みました。なぜか抵抗があったこの食べ方、ご飯がなくても結構美味しいんですね。今日もそうやって食べてます。

今日はまず献立から。

6:30 水500ml、SP Green5カプセル
8:00 シェイク(人参&ビーツの生ジュース、SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯)
午前中 水300ml
12:00 生卵1個&生醤油、カリフラワーサラダ(カリフラワー、りんご、シラントロ、Celtic Sea Salt、カレー粉、オリーブオイル、メープルシロップ)サラダ(グリーンレタス、レッドリーフレタス、マッシュルーム、ベルペッパー、りんご、アボカド、Pea Shoot Sprout、ビーツ、シラントロ、オリーブオイル、Celtic Sea Salt)
午後 レモン汁入りルイボスティー800ml、途中でシェイク(水、SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯、SP Green5カプセル)
18:00 野菜スティック(人参、ベルペッパー)、発芽豆サラダ(発芽緑豆、発芽レンズ豆、オリーブオイル、Celtic Sea Salt)、生卵1個&生醤油
夜(予定) 水400ml、シェイク(SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯)

今日は、Dr. Hiroの記事をひとつ紹介します。

ポテンジャー博士 (Dr. Francis Marion Pottenger, Jr.)の実験

ポテンジャー博士が猫を使って行った実験(1932年から1942年)は、大変有名です。900 匹の猫をふたつのグループに分け、ひとつのグループには生の自然な餌 (生ミルク、生肉) を与え、もうひとつのグループには、火を使って調理した餌(人間が飲むような殺菌された加工ミルク、火を通した肉)を与えるといったものでした。


結果は以下の通りです。一つ目のグループは、何の問題もなく、数多くの猫は妊娠し、子猫がたくさん生まれ、どんどん数が増えていきました。一方で、火で調理し加工することによって、数多くの栄養素や、エンザイム(酵素)を失った餌を食べたグループは、一世代目から色々なアレルギー症状や内臓の障害が見られ(特にすい臓の肥大)、二代目になると、あごが退化し、癌、心臓病といった病気を患う猫が増え、三代目には、生殖器の衰えから流産や不妊になる猫が多くなりました。このように、エンザイムが含まれた食事を食べたグループとそうでないグループの違いは、明らかなものでした。


この実験は、人類に大きな警告を与えています。猫は生まれて一年足らずで子供を産めるようになるため、世代の交代がとても早く、3代、4代の世代を数年で観察することができます。この二つ目の猫のグループはまさに、現代人が経験していることの縮図ではないでしょうか。


今、多くの若者は、歯並びが大変悪く、親知らずがまともに生えてこない状態です。これはあごの退化であり、加工食品の食べすぎ(親の世代から問題は始まっている)からくるものです。さらに、糖尿病や心臓病といった生活習慣病を宣告される人が後を立ちませんし、若いカップルで不妊に悩むケースが大変多いことなど、私たちの身の回りで当たり前のように存在する事実です。


今、医療の最先端では、遺伝子にその原因や解決を求めて色々な研究が行われますが、“木を見て森を見ず”とは、まさにこの事ではないでしょうか。病気や死因の傾向は、過去100年の間に大きく変化しましたが、それは遺伝子が突然偶然に変化したためではありません。変わったのは生活様式です。遺伝子に答えを求める前に、真の原因である生活習慣を改めていくことが先決であると私たちは考えます。

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2011年4月14日木曜日

18日目:コレステロール

「コレステロールが高いから、卵を食べる時は白身だけをつかっている」・・・という患者さん(特にアメリカ人)、多いです。確かに卵黄にはコレステロールが多く含まれているようですが、実際、食べ物から入るコレステロールの量を制限しても、血中コレステロールの値はさほど変わらないという人が多いですよね。それは、血中コレステロールの70~80%は体内で作られているからです。

体は、脂質からだけではなく、炭水化物やたんぱく質からもコレステロールを作ることができます。それだけコレステロールは体にとって重要なものなのです。それもそのはず、コレステロールはすべての細胞の壁(細胞膜)を作る大切な構成物質のひとつ。なので、傷や怪我などにより、体が修復のために炎症を起こす時、新しい細胞を作る原料として、たくさんのコレステロールが必要になります。コレステロールが高い人の方が、脳卒中からの回復が早く後遺症が少ないのは、このためです。

では、別に怪我をしたりしているわけでもないのに、コレステロールの値が高くなってしまうのはなぜでしょう?答えは、体内でできる無数の小さな傷です。例えば、高血圧や高血糖は、血管に常に負担をかけ、血管をもろくし、傷をつけやすくします。また、トランス脂肪酸、多価不飽和脂肪酸(サラダ油など)の摂りすぎ、消化不良(特に油・脂)、甘いもの、アルコール、ストレスなども、炎症を起こしやすくします。フリーラジカルも炎症の原因となるので、体内の抗酸化物質のレベルが低いことも炎症を促進します。要するに、不摂生が体内に無数の傷をつけ、その修復のためにコレステロールの値が上がるのです。その値は、体が必要としている量なのです。

コレステロールが高いということは、それだけ体内で炎症が起きているということなので、様々な病気のリスクファクターではあります。しかし、薬でコレステロールの値だけ下げても、問題解決にはならないどころか、体の修復を十分に行うことができなくなり、もっと大きな問題を招いてしまうことも少なくないのではないでしょうか。本当の解決法は、生活を見直して正すこと。これに尽きるというわけです。

デトックスをして、普段の生活にも和泉健康法を取り入れることで、コレステロールが下がる人が多い理由、納得いただけたでしょうか?

今日の献立はこんな感じでした。

7:00 水500ml、SP Green5カプセル
午前中 水750ml、途中でシェイク(人参&ビーツの生ジュース、SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯)
12:30 サラダ(グリーンレタス、レッドリーフレタス、ロメインレタス、マッシュルーム、ベルペッパー、りんご、アボカド、Pea Shoot Sprout、ビーツ、シラントロ、オリーブオイル、Celtic Sea Salt、生醤油)
午後 レモン汁入り水800ml、途中でシェイク(水、SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯、SP Green5カプセル)
16:30 パイナップル
夜(予定) 水400ml、オクラとろろ風(オクラ、シソ、生卵、生醤油)、人参スティック&発芽豆サラダ(発芽緑豆、発芽レンズ豆、オリーブオイル、Celtic Sea Salt)、シェイク(SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯)

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2011年4月13日水曜日

17日目:デトックス終了後


昨日の晩は、久々に雷がゴロゴロいっていましたね。うちの犬(雑種のメス、11歳、シャネネ)が怖がってベッドに上ってきたので、目が覚めました・・・。こういう時は、押しても押しても動かないんです!普段は誰もいないところで、のびのび寝ていたいシャネちゃんなのに。

さて、3月28日に私たちと一緒にデトックスを開始した方(の中で反則してない人・・・笑)は、今日を入れてあと5日でプログラム終了になります!このデトックス中に得られたものを3日で水の泡にしてしまわないためにも、これから少しずつ終了後のプランを立てていきましょう。

まず、終わった次の日にピザ屋に駆け込む、なんてことはやめましょう。終了後、少なくとも1週間ほどは暴飲・暴食は避けた方がいいです。自然食に体が慣れているので、急激に消化に負担になったり、毒になるようなものを入れると、体がびっくりします。

「消化にやさしく毒を溜めない」度が高いものから低いものに並べていくと、

   ①生の野菜・果物・発芽豆
   ②火を通した発芽豆・穀物
   ③生卵、生魚
   ④火を通した卵・魚・鶏肉
   ⑤牛・豚
   ⑥デトックス中禁止されていた食べ物

の順になるので、デトックス中どのような方法でやっていたかに合わせて、上の方から順番に足したり量を増やしたりしていきます。例えば私の場合、デトックス中は生100%だったので、まずは発芽玄米、納豆、魚などを少しずつ加えていくことから始めます。甘いものやカフェインは、恐らく1週間くらいは摂らないと思います。

デトックス中禁止されていた食べ物でも、それほど体に悪くないものもあります。例えば、玄米以外の穀物(パン、麺類全て含む)、イモ類、ナッツ、ゴマなどの種子など。パンは、発芽させた(Sprouted)穀物で作ったものを買うことができます。ナッツも、生を1日ほど水につけたものを少量摂るのであれば、体に悪いものではありません。このようにちょっと手を加えることで、体に優しい形に変えることができます。海草など乾燥させた食べ物もOKです。ただ、ドライフルーツの摂り過ぎには気をつけます。

そしてデトックス後も、デトックス後半戦の食事を基本として、デトックスを意識した食生活
しっかり読んでください!)を続けることをお勧めします。水を飲む習慣、サラダ、生ジュース、発芽豆、発芽玄米、消化酵素、Celtic Sea Saltや生醤油の使用などは、ずっと続けてください。たまには、体に悪いものとわかってはいるけれど好きなものを、思いっきり食べたいこともあるでしょう。でも、それ抜きで3週間過ごせたのだから、毎日毎日そのようなものを食べれなくても大丈夫ですよね。一日必ず一度は栄養満点のサラダを食べる、カフェインは一日一杯までにする、外食は一週間に2回まで、など、それぞれの生活スタイルに合わせてルールを作っておくこともいいと思います。
最後に今日の献立です。ヨガのため、朝は水とSP Green Foodのみ。
7:00 水500ml、SP Green5カプセル
9:00 水250ml
12:00 シェイク(水、SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯)、水250ml
13:00 オクラとろろ風(オクラ、シソ、ズッキーニ、生卵、生醤油、オリーブオイル、ごま油、Celtic Sea Slat)、サラダ(グリーンレタス、レッドリーフレタス、カリフラワー、発芽緑豆、発芽レンズ豆)
14:00 マンゴ
夕方(予定) 水500ml、シェイク(SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯、SP Green5カプセル)
夜(予定) 水500ml、アボカド、人参スティック、発芽豆サラダ(発芽緑豆、発芽レンズ豆、オリーブオイル、Celtic Sea Salt)、シェイク(SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯)

生卵をご飯無しで食べる方法を色々とワイルドに挑戦している私。昨晩はいつもの発芽豆サラダに入れてみましたが、いまいち・・・。今日は、オクラと一緒にフードプロセッサーにかけて味をつけた、「オクラとろろ風」なるものを作ってみましたが、これはいけます!サラダにかけて、ドレッシング代わりにして食べました。デトックス終わったら、これに粉わさびを入れて、玄米にのせて、刻み海苔をかけて食べるのが楽しみ!

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2011年4月12日火曜日

16日目:抗酸化物質

今日たまたま、Biophotonic Scannerという機械で、体内の抗酸化物質(Antioxidant)の値を計ってもらうという機会がありました。抗酸化物質とは、遺伝子に傷をつけ、肌のしみなどの老化や病気の原因になるといわれている活性酸素(フリーラジカル)を中和させてくれるものです。

活性酸素は、呼吸をするだけでも生じ、過度の運動はよくないと言われる理由のひとつがこれにあたります。呼吸以外には、紫外線、炎症、ストレス、毒、レントゲン、飛行機に乗ることなども活性酸素ができる原因になります。しかし活性酸素は、がん細胞やウイルスを処理する際に使われるので、私たちにとって必要なものでもあります。ポイントは、バランスです。活性酸素に対応できるだけの抗酸化物質が体内にあれば、問題ありません。抗酸化物質を多く含むものは、ズバリ生の野菜・果物です。野菜・果物をほとんど食べない生活は、レントゲンにずっとさらされながら生活しているようなものだ、というドクターもいるほど。

さて、私の抗酸化物質のレベル、低かったらどうしよう・・・と不安になりつつ計ってもらったところ、なんと・・・69,000!一番高いレベル(濃い青)でした!!ああよかった~(笑)。抗酸化物質のレベルはそう簡単に変わるものではないらしく、変化が出てくるまで最低1ヶ月はかかるそうです。なので、今回のデトックスで多少は数値がよくなっているかもしれませんが、普段のこれまでの生活を反映しているものであるとみなしていいと思います。

赤ワイン・緑茶は、ポリフェノールといわれる抗酸化物質を多く含みますが、私はお酒はめったに飲まないし、緑茶も普段からほとんど飲みません。ビタミン剤も摂りません。スムーズな消化・吸収が行われるようきちんと体の手入れをして、自然な形のものを丸ごと食べることを心がけているだけ。これでいいんですね。

私は、ファンデーションや日焼け止めを全く使わないのですが、生活スタイルに気を配っている限り、絶対しみはできない!と以前から宣言しています。今日で更に自信がつきました!(笑)

最後に、今日の献立です。

6:00 水500ml、SP Green5カプセル
8:00 フルーツ(イチゴ、ブルーベリー、マンゴ、キーウィ)
午前中 レモン汁入り水400ml
11:30 シェイク(人参/ビーツ/生姜の生ジュース、SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯)
午後 水200ml
15:00 サラダ(グリーンレタス、レッドリーフレタス、マッシュルーム、ズッキーニ、トマト、アボカド、発芽レンズ豆、発芽モヤシ、シラントロ、オリーブオイル、Celtic Sea Salt、ドレッシング)
夕方 水500ml、シェイク(SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯、SP Green5カプセル)
夜(予定) 水500ml、人参スティック、発芽豆サラダ(発芽緑豆、発芽レンズ豆、オリーブオイル、Celtic Sea Salt)、シェイク(SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯)

昨日の夜は、あまりおなかが空いてないなあと思いつつも、夜中におなかが空くのでは?と思い、野菜スティックを食べました。すると今朝、ちょっと胃がもたれていました。やっぱりちゃんと体の声をちゃんと聴かねばいけないんだなあ、と思いました。特に食べたくない時は、食べないほうがいいんですね。それにしても、かなり胃が小さくなったかも・・・。

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2011年4月11日月曜日

15日目:遺伝


がん、高血圧、糖尿病などの生活習慣病は、「遺伝」も影響する、と言われます。確かに、親子でアレルギー体質だったり、がんを患う人の多い家系、などはあるようです。今日はこのことについて考えてみます。

アメリカでは、1900年代初期にがんで亡くなった人は死亡した数の3%ほどで、心臓疾患(心筋梗塞など)で亡くなる人はほとんどいなかったと言います。それに対し2007年には、死亡人口の25.4%にあたる616,067人が心臓疾患で亡くなり、23.2%の562,875人ががんで亡くなっています。

この間に大きく変化したのは、遺伝子ではなく、生活習慣です。まず肉体労働が減り、交通機関も発達し、運動量や歩く距離がぐんと減りました。1880年代のアメリカ人が食べていた砂糖の量は、一人当たり一年に12ポンド(約5.5キロ)にも満たなかったそうです。それが今は、平均で一年に300本の缶ジュースを飲み、50ポンド(約22.5キロ)のケーキやクッキーを食べ、20ガロン(75リットル!)のアイスクリームを食べるそうです。日本人はここまでは無いと思いますが、明らかに私達の親の世代よりも私たちの方が甘いものを食べているし、最近の子供たちが食べる甘いものの量も、私たちが子供の頃よりずっと多くなっていますよね。

家族で受け継がれる体の強みや弱みは確かに存在します。しかし、そのうちどれだけが、私達のコントロール外の域であるかは疑問です。私達は親の生活習慣を受け継いでいます。"You are what you eat”と言いますが、私達の体は両親が食べていたもので作られ、両親と同じものを食べて育っています。家族で体質が似てしまうのは当然です。でも、これらは別に「遺伝子に組み込まれている、自分ではどうしようもない」ものではないのです。これは、エピジェネティックス(Epigenetics)と呼ばれる新しい研究分野でも証明されています。新谷弘美先生も、「よい習慣を継続していくことで、遺伝子をも書き換えていくことができる」と言っています。

遺伝だから、とあきらめる必要はないのです。親から受け継いだ弱さはあったとしても、その遺伝子がONになるかOFFになるかは、あなたがどんな風に生活していくかにかかっているからです。

それほど健康的な食事をしているわけではないのに、長生きされているお年寄りがたくさんいます。それは、子供の頃や若い頃に自然なものを食べていた(というか自然なものしかなかった)ことが関係していると思います。私達の世代が年をとった時は、恐らくそういうわけには行かないでしょう。ましてや今の子供たちは、ジャンクを食べて育った世代の子供なので、さらに弱い作りになっています。今デトックスでいいものを食べているのは大人ばかりですが、栄養価の高いものを一番必要としているのは、本当は子供たちなのです。世の中全体の根本的な意識改革が必要ですね。

最後に、今日の献立です。

6:00 水500ml、SP Green5カプセル
午前中 レモン汁入り水800ml
午前中途中で シェイク(SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯、生卵1個)
11:30 シェイク(人参/ビーツ/大根の葉/りんごの生ジュース、SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯)
午後 水200ml
17:00 サラダ(ロメインレタス、ほうれん草、アイスバーグレタス、マッシュルーム、Pea Shoot Sprouts、アボカド、オリーブオイル、Celtic Sea Salt)、土曜の残りの野菜マリネ
夜(予定) 野菜スティック(人参、Turnip)、発芽豆サラダ(発芽緑豆、発芽レンズ豆、オリーブオイル、Celtic Sea Salt)、水500ml、シェイク(SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり2杯、SP Green5カプセル)

朝、シェイク用のジュースに余っていた大根葉をいれてみたら、大失敗でした。辛くて3/4くらいしか飲めず・・・。大根葉を生で美味しく食べるは、漬物にするのが一番のようです。

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2011年4月10日日曜日

14日目:種子


穀物、豆、ナッツなどは、いわば種子。これらには、芽を出してぐんぐん成長していけるパワーがぎっしり詰まっています。でも、温度や水分や空気など、ちゃんと成長して行けるだけの環境がととのうまで、冬眠状態でじっとしています。むやみに発芽してしまっては、無駄に命を落とすことになるからです。

この、種子が安易に発芽してしまうことを防いでいるのが、「酵素抑制物質」や、「フィチン酸」と呼ばれるものです。種子が成長しないように、凝縮されている栄養素を使えないように保ちます。これらは、人間や動物が食べると、非常に強い解毒作用をもたらしますが、そもそも栄養素を使用不可能に保つ成分なので、我々の体内では栄養素の吸収を妨げてしまいます。なので種子は、冬眠から目覚めさせ、酸素抑制物質やフィチン酸の働きが中和された状態で食べる必要があります。これが、玄米や豆は発芽させること、ナッツは水につけてから食べることが大切な理由です。

世界各地には、昔ながらの伝統的な生活習慣を続け、医者も病気も虫歯も存在しないような地域がたくさん存在します。そういった多くの村では、穀物は10日以上(!)川の水につけたり、しっかり発酵させたりしてから食べられています。また、インドの菜食主義の人達も、豆は必ず発芽させ、効率よくたんぱく質を消化・吸収できるようにしてから食べています。メキシカン料理などでよく使われる豆は、おならの原因となるとよく言われますが、発芽させた豆ではそんなことにはなりません。発芽は、栄養素の吸収が妨げられることを防ぎ、消化・吸収されやすい形にするだけでなく、栄養価もどんどん上げてくれます。(くわしくはこちら

穀物、豆、ナッツの中で、酵素抑制物質やフィチン酸の中和が一番難しいのがナッツです。これが、Purification Programでナッツが禁止になっている理由だと思います。生を水につけても、完全に中和とは行かないようです。なので、デトックス後も、ナッツは食べ過ぎ要注意。普段でも、摂る量は少しに留めておいた方が良いでしょう。一番いい食べ方は生を水につけたもの、一番悪い食べ方は生をそのまま食べること。ローストしたものは、その間といったところです。ナッツを食べる時には、消化酵素を上手に利用するといいと思います。

今日の献立です。気合が全く入っていない(笑)。

8:00 水500ml、SP Green5カプセル
午前中 レモン汁入り水1100ml
午前中途中で シェイク(SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯、生卵1個)
14:30 昨日の晩の残り、フルーツ(パイナップル、ブルーベリー、いちご)
17:00 シェイク(バナナ、SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯、SP Green5カプセル)
夕方 ルイボスティー1杯
夜(予定) 野菜スティック(人参、ベルペッパー、セロリ)、発芽豆サラダ(発芽緑豆、発芽レンズ豆、オリーブオイル、Celtic Sea Salt)、水400ml、シェイク(SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯)

今日は朝のシェイクに、生卵を入れてみました!Dr. Mercolaが朝食のシェイクに生卵を入れているのを見て、前からやってみたかったのですが、味は・・・う~ん、いまいち。別にまずくはないけれど、塩気か甘みか何か足りない気がする。SP Completeが苦手な人は絶対無理でしょう(笑)。誰か美味しい生卵入りシェイクのレシピを開発したら教えてください。

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2011年4月9日土曜日

13日目:ローフードのもてなし料理

今日は来客(デトックス仲間)があったので、たくさんローフード・ディッシュを作りました!なんせレパートリーが少ないので、お馴染みのものばかりですが、数で勝負!RyeのAndy's風をイメージしてます。(バッテリーが切れかけていて、写真が暗くなっています、残念・・・)

アボカドボート(ズッキーニ/マッシュルーム/ベルペッパー/発芽レンズ豆/シラントロ/レモン汁/オリーブオイル/Celtic Sea Salt/生醤油/Nutritional Yeast、アボカド)

Buddyさんの生野菜マリネ(きゅうりの代わりにズッキーニ、火にかけずに作りました)


人参サラダ(人参、パイナップル、オリーブオイル、Celtic Sea Salt)

 

ビーツサラダ(ビーツ、梨、パセリ、オリーブオイル、Celtic Sea Salt)


Haruさんの玉ねぎサラダ(レッドオニオンが無くて、普通の玉ねぎで代用)

オクラ(オクラ、シソ、ごま油、生醤油、梅酢)


ナムル(自家製モヤシ、オリーブオイル、ごま油、生醤油)

ワカモレ(アボカド、トマト、シラントロ、レモン汁、Celtic Sea Salt)

Buddyさんのケールサラダ

 

サラダ(レタス、大根、トマト、ベルペッパー、Pea Shoot Sprout)、ドレッシング(にんにく、生姜、りんご、ごま油、生醤油、りんご酢、レモン、メープルシロップ、Celtic Sea Salt)

デザートは、持ってきていただいたアイスクリーム。凍らしたバナナ&イチゴをVitaMixにかけただけのもの。自然な甘みで、美味しかったです。

お腹いっぱい食べました!満足。

今日の献立はこんな感じでした。

6:00 水500ml、SP Green5カプセル
7:10 シェイク(人参/ビーツ/生姜生ジュース、SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯)
午前中 水600ml
11:40 シェイク(水200ml、SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯)
15:00 りんご1個
16:00 シェイク(水200ml、SP Complete大さじ山盛り2杯、Whole Food Fiber小さじすりきり1杯、SP Green5カプセル)
夕方 レモン汁入り水1000ml
夜 上記、ルイボスティー300ml

ちょっと今日は果物が多すぎました。反省。

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