2011年3月23日水曜日

開始まであと5日:本当の原因

天気予報は「6インチ積もる」、ではなく、「6インチ降る」だったようですね。すみません・・・。

さて、私達は以前から、発芽玄米、オーガニックの生野菜・果物、Celtic Sea Saltなどをお勧めしています。これらは「体にいいものを取り入れよう」という、いわば『プラスの健康法』です。しかし、いいものをいくら入れていても、逆に体に害になるものを入れ続けていれば意味がありませんよね。毒をできる限り避け、毒を溜めないように心がけ、すみやかに体外に出すことに注目した考え方は、つまり『マイナスの健康法』ということになります。健康を回復・維持・促進していく上では、プラスの健康法と、マイナスの健康法、両方ともがとても大切です。

でも、「これが効く!」というものを摂れば問題解決!・・・というような『プラス』のアプローチが楽でいいなあ、と思ってしまいますよね。例えば便秘。ミクシイの便秘に関するコミュニティーでのやり取りをみていると、みんなが興味があるのは、手っ取り早い便秘解消法。あの便秘薬が効く、ヨーグルトがいい、オリゴ糖がいい、キャベツがいい、プルーンがいい、寒天がいい、プロバイオティックがいい、コーヒーがいい、などなど・・・。

しかし、よくよく考えてみると、便秘は決して便秘薬不足、ヨーグルト不足、オリゴ糖不足、キャベツ不足などによって起きているものではないわけです。一番大切なのは、便秘の原因となるような生活スタイルを改める、ということだと思いませんか?便秘の原因は人それぞれですが、まずは甘いもの、精製されたもの、アルコールなどの原因を取り除く、『マイナス』のアプローチが先に来るべきだと思います。何かを加えることで、これまでの生活を改めずに突き進んでしまっては、必ずどこかでその付けが回ってきます。

体が出す症状やサインは、基本的には「結果」であるので、それだけを見ていても本当の「原因」は見えてきません。そして、私たちが知っておかなければならないのは、病院で行なう精密検査の多くは、「結果」である症状やサインを調べ、とりあえずの対処法を決めるためのものであるということです。がん細胞が検査で見つけられる大きさになるまでには、何年もかかるといいます。今ある腫瘍を徹底的に分析することで、その腫瘍を小さくする方法(手術や抗がん剤など)はわかったとしても、そもそも何故その腫瘍ができたのかは残念ながらわかりません。真の「原因」を見つけるには、何年もさかのぼって生活スタイルを見直す必要があります。そして、これは、病院やお医者さんの仕事ではないのです。

症状、サイン、問題は、何かを改め、変わることへの必要性を示すものだと私は思います。"No problem can be solved from the same consciousness that created it.  We must learn to see the world anew"と言ったのは、アルバート・アインシュタイン。問題は、その問題が作られた時と同じ考えの次元では解決することはできない。それまでとは全く違う角度から物事を見ていかなければならない。つまり、これまでとは違う行動をとっていかなければならない、ということではないでしょうか。

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