2011年4月21日木曜日

終了後4日目:キャロットケーキ、キムチ、味噌

今日は、朝は生ジュースシェイク、昼はヒラメを蒸したものを、Haruさんのマヨネーズ、パセリ、Celtic Sea Salt、コショウであえてツナサラダ風にして、サラダにのせて食べました。マヨネーズは、オリーブオイルが苦いかも、とのことだったので、味をみながら入れていきました。お腹が空いていて、あまり根気強く泡立てなかったためサラサラで、お好み焼きにのせたりは出来そうになかったですが(笑)、味はなかなかよかったですよ!

それにしても、ここ一年で、和泉家の食卓もかなり進化してきました。味噌やキムチを家で作ったり、カレーをラードと粉から作ったり、昨日ご紹介したようなスープを大量に冷凍庫にストックしておいたりするようになったのは、みんな去年頭にニューヨークへ引っ越して来てからです。私は料理は元々得意でも好きでもないのですが、「作るのが面倒だ」という気持ちよりも、「体に悪いものを入れたくない」という思いの方が年々強くなってきています。

ローフードのレシピも、少しずつ挑戦しています。去年のデトックス終了後に開催したローフードパーティーでは、ローラザニアトリュフを作って持って行き、大好評!ローフードレシピのいいところは、かなりいい加減な分量でも、まずくなることはあまり無いということです。見かけはいまいちでも、味は美味しいものが多いです。

昨日、ちょっと甘いものはまだ早いかな~と思いつつ、以前から気になっていたキャロットケーキを作ってみました。「はじめてみようローフード生活」という本に載っているレシピで、カラーの写真もあり、見るからに美味しそうではない(笑)。しかし、人参ジュースのかすを使えるこのレシピは一度挑戦してみたかったので、実際作ってみたら、驚くほど美味しくできました!今日は味見だけにして、明日にでも・・・と思って作ったのに、結局12分の1きれほど食べてしまいました。まあ、ローだし、甘みはデイツでつけてあるし、限りなくいい材料で作られたスイーツなので良しとしましょう。レシピは以下のとおりです。ナッツやドライフルーツを使うので、デトックス中は残念ながらダメです。 

ロー・キャロットケーキ(パイ?)の作り方
*(アメリカの1カップ=250ml)*
1. 【クラスト】一晩水に浸したお好みのナッツ(アーモンド、くるみ、ペカン、ひまわりなど)合計1カップと、数時間水に浸してやわらかくしたデイツ1/3カップをフードプロセッサーに入れ、細かくなるまでブレンドし、型の底に敷き詰める。
2. 【フィリング】人参ジュースのかす1カップ、ココナッツフレーク1カップ、数時間水に浸してやわらかくしたデイツ1/2カップ、シナモンパウダー大さじ1/2杯、Celtic Sea Salt小さじ1/4杯をフードプロセッサーにかけ細かくし、クラストの上にのせ、表面を平らにする。硬さは人参ジュースで調節する。冷蔵庫に入れて少し硬くする。
3. 【フロスティング】一晩水に浸したカシューナッツ1カップと、ココナッツオイル大さじ2杯、数時間水に浸してやわらかくしたデイツ1/4カップをフードプロセッサーにかけ、冷蔵庫で硬めたクラストとフィリングの上にぬって出来上がり!
【コメント】ナッツとデイツは水につけておかなければならないので、計画性を持っての準備が必要です。私はアーモンドとくるみを半々にしてクラストを作りました(ペカンは高いので・・・)。アーモンドを使う場合は、水につけたあと皮をむいて使います。デイツはまとめて水につけて、適当に放り込んでいき、足りない甘さはメープルシロップで調整したらいいと思います。人参フィリングの層はもっと多めに、上の分量の2倍くらいの量でもいいのではないかと思います。フロスティングの美味しさには度肝を抜かれますよ、本当に!


ついでなので、少し前にリクエストのあった、キムチと味噌のレシピも入れておきます。


自家製キムチの作り方
1. 【野菜の準備】水1リットルにCeltic Sea Salt大さじ4杯を溶かし、白菜、大根、人参など好みの野菜を入れ、ボールなどで重しをして、3時間~一晩置き、水気を切る。つけておいた塩水はこの時捨てずにとっておく。野菜の味をみて、塩辛すぎれば水で洗い、塩気が足りなければこの時点で直接塩をもみ込む。
2. 【タレ(キムチヤンニョム)の準備】大さじ3杯分のすりおろした生姜、すりおろしたニンニク3かけ、みじん切りにした(もしくはすりおろした)玉ねぎ1個、チリペッパー小さじ1~3杯を混ぜ、ペースト状にする。お好みで、化学調味料や防腐剤の入っていないナンプラーを入れてもOK。
3. 【漬け込む】キムチヤンニョムを手で野菜に混ぜ込み、水分が足りなければ取っておいた塩水を足す。一週間ほど、一日一度かき混ぜながら漬け込めば、完成!冷蔵庫で保存する。
【コメント】私はチリペッパーを小さじ3杯入れて作りました。超辛くて、なかなか減りません。浅漬けであれば、キムチヤンニョムを混ぜ込んですぐにでも食べられるみたいです。でも、キムチは本来発酵食品。しばらく漬けた方が、発酵して栄養価が上がります。日本で売られているキムチは、アスコルビン酸を足して、この発酵の過程をスキップしているものがほとんどらしいです。


自家製ひよこ豆味噌の作り方
*(アメリカの1カップ=250ml)*
1. ひよこ豆1カップを発芽させ、スチームバスケットで蒸すか、ゆでる。蒸す時(またはゆでる時)に使った水はとっておく。火の通った豆を、フードプロセッサーにかけるかマッシャーでつぶし、冷ます。
2. 1の水1/2カップ(足りなければきれいな水を足して合計1/2カップにする)に、Celtic Sea Saltを大さじ2杯の塩を溶かし、つぶしたひよこ豆と、2.5カップ分の米麴と合わせて混ぜる。必要であれば水を加えて、味噌くらいのやわらかさにする。
3. 保存用の器に入れ、重しをして、あたたかいところに置き、4~6週間ほどおいたら出来上がり!米麴の粒がまだ残っていたら、フードプロセッサーにかける。完成したら、冷蔵庫で保存する。
【コメント】これはSweet Misoのレシピで、比較的早く食べれる分、塩分が控えめになっています。なので、実際調理に使う時にCeltic Sea Saltで塩分を調整してください。使う豆は、ひよこ豆である必要はありません。大豆でも出来ます。というか、もともと大豆のレシピで、私が勝手にひよこ豆で作っているだけです(笑)。


日本でも、ローフードの本、料理教室、レストランなどがどんどん増えているようです。昨日たまたま美味しそうなレシピがのった日本のブログをひとつ見つけました。カイロプラクターと繋がりのあるレストランのようです。興味深し・・・。

マンハッタンにもローフードのレストランがいくつかあり、私達が行ったことがありお勧めなのはQuintessenceです。メキシカンプラターのエンチラダが大変美味。普通に肉とかを使って作られたのよりもかえって美味しいほど。是非一度行ってみてください。


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3 件のコメント:

  1. 貴重な情報ありがとうございます。味噌は私にも作れそうですね。
    今回はブログで教えていただいたレシピーを試してローのメニューが少し増えてだいぶ楽になったのですが、ランチはどうしてもサラダか野菜スティックになってしまい、ちょっとあきてきました。ランチでバリエーションをつける良い方法はないでしょうか?

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  2. Dr.みちこのレシピはすごい。永久保存版です。早速明日チャイナタウンで安い白菜を買ってきてキムチを作って見ます。チャイナタウンの野菜や果物はオーガニックがあまり無いのが残念ですが、値段はコスコの半額で色々な物が変えます。肉まんも食べたいけれどちょっと我慢をしようかな。。。明日はサツマイモを買って久々に焼き芋を食べようかな。。。

    Arakiさん。ランチのバリエーションをつける良い方法をお教えします。ずばりDr.みちこの様なカイロプラクターの嫁をもらうべし!オーガニックの野菜売り場で思い切って声をかけて
    Can you make me organic lunch?と聞いてみるのはどうでしょう?

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  3. >Arakiさん
    う~ん、野菜スティックほど手軽なランチ、なかなか思いつかないですねえ。アボカドを持って行ってCeltic Sea Saltか生醤油で食べる、とか、モヤシをナムルにしてもって行く、とか?最近は、カリフラワー、マッシュルーム、リンゴをスライスしたものにシラントロ、オリーブオイル、バルサミコ酢、Celtic Sea Salt、メープルシロップを少量いれたサラダをよく作ります。一晩置いた方が味がしみて美味しいです。時間があれば、前の晩にこういうものを作っておくのもいいかもしれません。
    デトックス以来、人参スティック&発芽豆サラダが私にとってのComfort Foodになっていて、夜何かつまみたくなったら、未だにそればかり食べています。

    >Buddyさん
    へえ~、チャイナタウンの野菜の安さについてはよく聞いていましたが、コスコの値段の半分なんですか!さすがチャイナタウン。近々、Buddyさんお勧めの、MSGを使わないベトナムヌードルの店に行ってみたいです。

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